令和6年度災害用マンホールトイレ設置工事(第1工区)

工事場所:大阪府高槻市若松町ほか地内

災害が起こった時に学校の講堂、体育館に住民が一時避難する状況をニュース番組などで見ることがあると思います。
その時に多くの人がトイレ不足を感じたと報じられています。
本工事は、高槻市にある市立若松小学校、市立真上小学校、市立第二中学校の3校で校内の講堂、体育館の近くに災害用マンホールトイレを設置し、既設汚水マンホールまで塩ビ管で排水できるようにするのが主な目的です。

工事位置図

工事詳細図(市立若松小学校)

工事詳細図(市立真上学校)

工事詳細図(市立第二中学校)

 

本工事で特に注意したのは、学校の登下校時の生徒の動きに合わせ、生徒と保護者の安全を最優先に工事を進めなければなりませんでした。
また、地下埋設物について学校では詳細な資料を入手することが困難であったため、機械の掘削には細心の注意を払いました。
学校の周辺の道路を確認し、警察の規制解除の手続きを行いました。
これらの条件の中で第三者災害が特になく、無事故で工事を完成させることができました。

 

公道の人孔内から配管状況

マンホールトイレの立上部

貯水槽基礎コンクリート

貯水槽(7m3)設置状況

貯水槽(7m3)設置完了

舗装本復旧(若松小学校マンホールトイレ部)

舗装本復旧(若松小学校公道との接続部)

手摺設置完了(第二中学校)